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ロスマンズカラー
今回はホンダNSRのタンクをロスマンズ仕様にして欲しいというご依頼です。
お預かりした段階ではこのようなカラーでした。
特に大きなヘコミも錆もなかったので、すんなり塗装に入れると思ったのですが、色々と壁にぶち当たります(笑)。
まず、メインの仕事である自動車の板金がお盆休み前ということもあって、かなり忙しくなり・・・さらに今回の指定色である、ロスマンズカラーのブルーが中々合いません。
お客様がカラーサンプルや、CD-Rに焼いてくれた写真などを元に作成してみたのですが、どうも色が合わない。このモデルのブルーの名前は「リアルブルー」というのですが、カラー番号も判明しないしR-Mのデータバンクにも配合表がありません。
色々調べてみると、年式によってブルーの種類が違うようで、テラブルーやローザンヌブルーなんかもあり、その配合表を参考に何度もサンプルを作成しましたが、合う気配はありませんでした(泣)。
途方に暮れながらも色々な配合表を眺めていたら、下色に薄いパープルを塗り、その上にクリヤーで薄めたブルーを塗り重ねていく、いわゆるキャンディー塗装の配合表が目に入りました。
もしやと思い、サンプルを作ってみると・・・手応えあり。何度か配合をいじり、理想の色に近づきました。いやーしかし、ソリッドカラーなのにキャンディーは無いよな~思いもしなかったです。
写真では判りづらいですが、もうちょっと紫っぽいです。
この上にクリヤーで薄めたブルーを何度も塗り重ね、色合いを調整していきます。塗りすぎるとブルーが濃くなってしまうので要注意。
こんな感じに仕上がりました。
この次にホンダのウィングマークとストライプのデカールを貼るのですが、気泡が入ったりしては台無しなので、ココはプロにお任せすることに。
前回のレプソルカラーの時もお世話になった「スピンデザイン」さんにお願いしました。
さすがプロ。ばっちり綺麗に貼っていただきました。やはり餅は餅屋ですね~(笑)。
ストライプのラインにあわせて、指定色の「ロスホワイト」を塗ります。
マスキングを剥がし、最後に全体をクリヤーコートして終了。絶対に失敗できない作業なので、大汗かきましたが。
磨きも終わり、無事納品となりました。
K様。この度は長い間お預かりしてしまい誠に申し訳ございませんでした。また、カウルの欠片のサンプルを送っていただきましてありがとうございました。難しい色でしたが、何とか配合できて良かったです。キャンディーカラーをムラ無く塗るのは難しく、メーカー純正のように綺麗にはなかなかいきませんね。今回の配合が正解かどうかは謎のままですが、リアルブルーはとんでもない色だということは判りました。→冗談です(笑)。
また何かございましたらご相談ください。またのご利用お待ちしております。ありがとうございました~。
2011年8月31日 圭介 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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