スズキCARAをリフレッシュしました

昨年のお話ですが、スズキのCARA(キャラ)というレアな車のリフレッシュをさせていただきました。

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このドアが特徴的。以前、マツダのAZ-1を修理させていただいたことがありましたが、CARAはその兄弟車・・・というかほぼ同じに見えました(笑)。

この車のすごい所は外装を全て外すことができます。

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このようにインナーパネルのみの状態にすることが可能です。

まずはこのインナーパネルのサビを除去するために、目に見えるサビは全てベルトサンダーで削り取りました。

下回りも当然ながらサビが発生していたので除去のオンパレード。

除去と言っても削り取れるサビは限度があります。すぐに錆転換剤を塗布し、防錆剤を施さなくてはなりません。

防錆剤はいろいろ使ってみましたが、これなら大丈夫というものは今のところありません。

今回は透明の樹脂系「サビランジャー」という商品を使ってみました。

FRPの樹脂に似た感じで、乾燥後には固く硬化します。

 

サビランジャー塗布後

サビランジャー塗布後

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この上からブラックを塗装し、つや消し仕上げにします。

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ドア裏も同様にマットブラック仕上げです。

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次に外装のバンパー類ですね~腰下はガンメタに塗り上げ、腰上はソリッドブルーで仕上げます。

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ほぼプラスチックパーツなので下地は入念に手を入れました。

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各パーツを組み付け~磨き上げ、やっと完成です。長期のお預かりだったので、実に半年間かけて少しずつ作っていきました。

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なかなか見かけなくなった車種ですが、綺麗にリフレッシュされたCARAはまず無いのではないでしょうか?

あくまでも純正に忠実に再現してみました。

この度はご利用誠にありがとうございました。長期間お預かりすることになってしまいましたが、ゆっくり見守っていただき大変感謝いたします。この車に対するオーナー様やご友人の方の思い入れを忘れず、スタッフ全員で時間を見つけては作業を進めてまいりました。

非常に印象に残った一台となりました。

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スズキCARAをリフレッシュしました” に対して2件のコメントがあります。

  1. キリコガ より:

    千葉県千葉市在住のキリコガと申します。
    スズキのCARAに乗っております。
    インナーパネルの錆びはAZ-1 CARA乗りにとっては避けては通れない問題ですからね(^-^)
    私のCARAも気になりますね~。
    外装も含めてここまで綺麗になるとはプロの腕に脱帽です。
    機会があればうちのCARAの面倒も見てやって下さい(^∇^)

    1. keisuke より:

      キリコガ 様

      はじめまして。コメントありがとうございます。
      CARAは初めて触ったのですが、インナーが錆びているとは思いもしませんでした。
      錆落としにはかなり時間がかかりましたが、リフレッシュできたのではないかと思います。
      希少な車種なので大切に手入れをされているオーナー様も多いのではないでしょうか?
      もし札幌に来られることがあればお立ち寄りください!
      ありがとうございました。

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