ポルシェ911(Type993)の修理です
いや~駒大苫小牧、惜しくもサヨナラ負けでしたね(泣)。
でも、あの10年前の夏の興奮が蘇るような手に汗握る展開にラジオに耳を傾けつつ仕事してました。
っていうか、もう10年前か!? そんな前か・・・。
さて、今回はポルシェ993の左右リアフェンダーの修理の模様をお伝えします。
2月の作業だったもんで、写真は雪景色ですが(笑)。
元々のボディーカラーはレッドで、ブラックに全塗装されたお車でした。
左側はバンパーの付け根から錆が。右側は縦に塗装の浮きがあります。
実際に削ってみると・・・
溶接された跡が!後ろ側をカットして違うパネルを溶接したのか、一度切開して板金したのかは分かりませんが、かなり上手い溶接でした。結果的には錆の発生原因になってしまった訳ですが、どれくらいの期間持ちこたえたのでしょうか?赤錆でザクザクになっていた感じではないので、まだ初期の段階なのかもしれませんね。
削っていけば当然小さな穴も空いてしまうので、今回は溶接ではなく半田盛りで修理させていただきました。
半田だけで面出しできれば最高なのですが、どうしてもパテは必要になります。極力パテは薄く残すようにして、サフェーサーを吹いています。
やばいですね!この後姿(笑)。ワイドボディーは本当にポルシェって感じがして最高にカッコイイ!
空冷ポルシェ界で有名な「RWB」は更にスーパーワイドなオーバーフェンダーを装着していますが、一度で良いからこの目で見てみたいです。北海道には一台しか居ないみたいですね。
ご予算の都合上、クォータガラスは抜きませんでしたが、出来ることならガラスは外したいところです。
ヌラリと光るパネル。プロテクションシールは剥がすと元色の赤が出てきてしまうとの事だったので、そのまま塗らせていただきました。
塗装のみで肌を作れれば良い
のですが、お隣のドアパネルが研いでから磨きこむ「鏡面肌」になっていたものですから、このあと鬼磨きが待っているのです。
のですが、お隣のドアパネルが研いでから磨きこむ「鏡面肌」になっていたものですから、このあと鬼磨きが待っているのです。
ブラックに全塗装したショップさんの苦労が身にしみますね。やっぱり大変なんですよ。全塗装って(笑)。
はい。と言うわけで、完成の図です。
イイですね~やっぱカレラは素敵すぎる。
S様。この度はご利用ありがとうございました。ブログにアップするのに時間がかかってしまい申し訳ございませんでした。
今週で雪解けもかなり進んだので、あともう少しで思いっきり走れますね!
今後とも宜しくお願いいたします。