ミツオカ ビュート ホイールキャップ塗装
2年前、弊社で施工したビュート。今回は新しいホイールを購入されたので、ホイールキャップを塗装して欲しいとのご依頼を請けました。
これがホイールキャップです。「M」の文字がトレードマークですがミツオカのMではございません。
「ミケロッティ」のMなのです。
あの有名なデザイナー ジョバンニ・ミケロッティのブランドなんだそうです。
正式にはクリムゾンディーンというホイールの名称みたいですね。レトロな車にはぴったりなホイールですが、これを2色で塗装しました。
元々はメッキされている素材なので、塗装は避けたいところですが、剥がれるかもしれないことを了承して頂いた上での施工となりました。
やるからには剥がれないように下地処理を行います。粗目のペーパーで足付けをしてから密着剤を塗り、その上からサフェーサーを吹きます。
デザインとしましては、「M」の文字を前回塗ったポッキーの色に。その周りをボディー色のビターショコラに塗装します。
まずはMの文字を残すためにポッキーカラーを塗装。
なんか美味そう(笑)。プリンみたい。
で、この色をMの部分だけ残さなくてはならない訳ですが、マスキングテープでのマスキングには限界があります。どうしてもガタガタな部分が出来てしまうので、カッティングマシーンで作ろうと思ったのですが、曲面の文字を上手くトレースすることが出来なかったので、ここは頼みの綱{スピンデザイン」さんにお願いしてマスキングしてもらいました。いつも有難うございます。
やっぱね、こういうのは分業に限る(笑)。餅は餅屋ですよ。さすがです。
この周りをビターショコラに塗装です。
はい焼き上がり出来上がりです。もうスイーツにしか見えない(笑)。
とても国産車とは思えないようなレトロな車両ですね。ご年配の方からもよく注目されるそうです。
そういえば以前、古い車が入庫したときご年配の方が懐かしそうに見ていかれたことがありました。古きよき時代を思い返していたのでしょうか。
自分にとって最高の相棒(愛車)に出会えるのは幸せだと思います。私たちみたいに色んな車を触っているとどの車が自分に合っているか分らなくななってきます。上を見ればキリがないですが、車を大事にする気持ちだけは忘れてはいけませんね。
N様。今回も弊社をご利用いただきましてありがとうございました。ちょっと時間がかかってしまいましたが、気に入っていただけたのが何よりです。今後とも末永いお付き合い宜しくお願いいたします。