150系ランドクルーザープラドをカスタマイズ
年明けのご挨拶の記事で予告していましたプロジェクト(大袈裟ですが)。
新車のプラドのカスタマイズを施工させていただきました。
奥の搬送車に積まれているのは2つ前のプラドですが、それほど廃れた感がないのがプラドのいい所でしょうか。70系なんかは未だに根強い人気がありますよね。
今回はフロントバンパーをエルフォードのフルバンパー、ラジエータグリルをLX-Mode、リアスポイラーをJAOSの製品でドレスアップすると言う計画です。
まずはノーマルの状態を。
エルフォードのバンパーですが、FRP製の為若干の脱泡作業は必要でしたが、フィッティングや製品の完成度は流石ですね。
バンパーホースメントも純正のものを外し、エルフォード専用のホースメントが同梱されているのでそれに交換します。バンパーブラケットも純正のものを使用せずにこれもまた専用ブラケットを使用します。PPバンパーと違ってFRPバンパーを純正ブラケットにはめ込むのはかなりリスクの高い作業で、同業者の方なら分ると思いますが、フィッティングの際にバンパーを割ってしまうこともあるんですよね(泣)。
新車はビスやクリップがすんなり外れて良いですね(笑)。輸入車より国産車のほうが気持ちにゆとりを持って外せるのは気のせいでしょうかね。馴れもありますがトヨタは安心できます。
塗装ブースの温度は20℃に設定していますが、工場内は常にマイナスなので保管しているクリヤーの温度の管理もしなくてはなりません。
冷え切ったままのクリヤーは非常に硬く、ガンで吹いてもイマイチ肌が作れません。
綺麗な肌を作ろうとして塗りすぎると「垂れ」の原因となり理想とは程遠い仕上がりとなってしまいます。適正な温度は分りませんが、温めるとクリヤーの伸びが良く、きれいな肌を再現できます。
クリヤーの温度を適正に保温してくれるカップがあればいいのになぁと思いました。
今のところ私は4種類のクリヤーを用途によって使い分けております。
それぞれの特性やガンの設定を覚えておかないと駄目なんですけどね~難しいです。
さて、塗り上がったJAOSのリアスパッツも良い感じに付きましたね。違和感は全くなしです。
LX-Modeのグリルは塗装済みの製品なので純正品と交換するのみです。
エルフォードバンパーとの互換性が気になりましたが、考えてみればエルフォードバンパーが純正グリルに対応していて、LX-Modeのグリルが純正バンパーに対応しているということは、エルフォードにも対応しているはずです。
実際のところは若干加工が必要でしたが、エルフォードとLX-Modeのコラボは可能ということでした。
このグリルはマークレスにも出来るのが面白いです。私はエンブレムは付いているほうが良い派です(笑)。
O様この度は弊社をご利用いただきありがとうございました。
納車前から綿密な打ち合わせができて非常に助かりました。こちらの都合で入庫が遅くなってしまいましたが気長にお待ちいただきまして心より感謝いたします。
ヒッチメンバーとローダウンの施工は終了したでしょうか?
夏になったらアウトドアを満喫してくださいね!!