VW トゥアレグの同色化&ホイールペイント

今回はフォルクスワーゲン トゥアレグの修理ついでに同色化などを行いましたので、その模様をお届けします。

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実はこのトゥアレグ、昨年の冬にフロントバンパーの下部のみを同色化させていただいた車両なんです。

このたび、オフロード走行中に不運にもかなり深いぬかるみでスタックしてしまい、下回りは勿論、ホイールまで傷だらけに・・・。
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ならば修理ついでに黒の樹脂パーツを同色化してしまいましょうということになりました。
リアバンパー下部はリアバンパーを外さずとも脱着できました。
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ドアの下部に付いているガーニッシュは上手く外せるかどうかが不明でしたが、ビス1本とクリップのみで固定されており、傷めることなく脱着可能です。ただ、メッキのモールは接着されているので、剥がしてしまうと再使用出来なくなってしまいます。今回はメッキ部分をマスキングで対応させていただきました。
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フォルクスワーゲンの素地パーツは目が粗いので、しっかりサンディングしてからサフェーサーを吹きます。R-Mのサフェーサーは昨年から新しいものにモデルチェンジしました。
1回塗りで十分な肌を作ることができました。
_IGP2577.JPGのサムネール画像
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リアバンパーについているパーキングセンサーも塗装しなくてはなりません。
白は染まりが悪い上、染まっているかどうかの判断が難しい時があります。判断の目安としてマスキングしたところが染まっているかどうかが重要になってきます。
隠蔽されているかどうかを確認するために黒白の縞々模様のテープをマスキング箇所に貼る手段もあるようです。
続いてホイール塗装。
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シルバーからガンメタに色変えです。表と裏を同時に塗装するにはこのようなセッティングで塗装しました。ホイールキャップも同時に塗装です。
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まんべんなく塗装するには集中力が必要です(笑)。ガン捌きも難しかったです。
ホイールのような過酷な環境にあるものは、自動車用の補修塗料よりもパウダーコート(粉体塗装)の方が強度(硬度)があって尚且つ綺麗です。
一度ブラストしてからパウダーコートして、高温で焼き付けるのですから密着も相当強いでしょう。
しかし今回のようなプラスチックのホイールキャップは高温で焼き付けると溶けてしまうので、パウダーコートできません。同じ色を作成して塗装しなくてはならないのですが、まったく同じ色とはいかないかもしれませんね。悩ましい所です。
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というわけで、組み付け完了です。
_IGP2644.JPGのサムネール画像
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いい感じですね~(笑)。腰高だった感じからまとまりのある素敵なフォルムになりました。
お客様にも大変満足していただけました。
G様、昨年のフロントバンパーから1年経ってやっと完成しましたね(笑)。やはり前後左右ともバランスが大事ですね。ありがとうございました!!

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