メルセデスベンツ G550にAMG用オーバーフェンダー装着
ご無沙汰しております。今回はメルセデスベンツのGクラス(G550)にAMG純正のワイドオーバーフェンダーを装着しました!Gクラスの知らなかった一面も発見できた作業でした(笑)。
こちらがノーマルオーバーフェンダーの状態です。AMGモデルは2cmくらいワイドなオーバーフェンダーが装着されているんですね。装着には構造変更届けが必要ですが、純正品であれば問題なく付きます。
オーバーフェンダーの取り外しは意外と手間がかかりますが、クリップやリベットではなくビスで留まっているのが救いですね(笑)。スペーサーのゴムモールもはめ込んであるだけなので、問題なく再利用できます。
仮組みした状態です。ワイド化に伴いサイドステップやフロントバンパーからはみ出してしまうかもと一瞬思ったのですが、両端の幅はノーマルと同じなんですね。オーバーフェンダーの中央部に向かうにつれてワイドになっているようです。
仮組みも終わったので塗装に入ります。
ウレタン製の純正品は多少重たいので安定した状態でセッティングしないと不安で塗装できません。
スタンドにただ引っ掛けているように見えますが、内側の縁も塗装できるように工夫してセッティングしました。出来ることなら無重力空間のような宙に浮いた状態で固定したいところです(笑)。
作業中、あれ?っと思ったのがオーバーフェンダーを外したスタイルもカッコイイ!!と。
今まで知らなかったのですが、オーバーフェンダーが装着されていない「ナロータイプ」が元々の姿みたいですね。細いタイヤを履くと違和感無く収まるはずです。
要するにナロータイプ(軍事用ゲレンデヴァーゲン)に前後バンパーのコーナー部分やオーバーフェンダーを架装したモデルが今のGクラスなんだと思います。あくまでもベース車両のスタイルを崩さないのがGクラスの良いところですね~。
塗装と磨きが完了したので、組み付けして完成です。写真を撮るのを忘れてしまい、納車の寸前に思い出し搬送車に積んだままでのショットですみません。
正面からの画が無いので分かりづらいかもしれませんが、確実にワイドになっております。
夏タイヤには22インチを履かせるそうなので、バランスが良くなること間違いなし!
一言にワイド化と言いましても、パーツ代で¥400000もするんですから凄いです・・・。さすがAMG純正パーツ。FRPの社外製品も出回っておりますが、フィッティングが命のパーツなので選択が難しいところです。幅広のホイールを履くための出費は凄まじいものがありますね(笑)。
現行モデルはG550、G63AMG、G65AMGの3台がラインナップされていますが、G65AMGの¥32500000ってもはや笑うしかないような価格ですね(笑)。
S様、この度は弊社をご利用いただきましてありがとうございました。
以前のGクラスに比べ、高年式のGクラスは乗り心地やハンドリング、内装、機能などの全てにおいてグレードアップしたと感じました。改めてメルセデスの素晴らしさを確認させていただいた1台です。
今後ともお付き合い宜しくお願いいたします。