ステップワゴンの色替え - 前田自動車.jp

現行セレナやプレサージュに採用されているパープルですね。作業内容的には去年施工したステージアと同じ内容ですが、板金箇所が圧倒的に少なかったのが幸いでした。ガラス類やドア・フェンダー・ボンネットなど殆ど外して塗るフルコースを指定していただきました。

まずは、下地を作ってルーフから塗装していきます。リヤゲートも同時に塗装していますが、コレにはわけがございまして、バックカメラの配線の関係でどうしてもリヤゲートを外せなかったんです・・・。とりあえず、表と裏は別々に塗ることにしました。

塗る順番、これはいつも悩みどころですが、今回はボディーから塗っておいて、後に塗った小部品を徐々に組んでいく方法を採りました。こうする事で塗った小部品を保管しなくても良い訳で場所を取りません。

２回目の塗装はリヤゲート裏とその周辺のインナーパネル、リヤフェンダー、スライドドア、フロントドアの表側を一気に塗装します。

乾いたところで３回目の塗装はドア４枚を外して、センターピラーなどのボディー内側とついでにボンネットを塗装。（この時点でボンネット裏は塗装済み）

４回目の塗装は、外してあるフロントフェンダー、前後左右のドアパネル裏側を塗装・・・と、ボディーだけでブース４回転。１年前まではかなり辛く思えた作業もチョットは馴れたせいか大丈夫になってきました。いや、でも実際シンドイですよ（笑）。つづいてバンパーやスポイラー類の小物達を塗っていきます。

ドアミラーやアウターハンドルなんかも限りなく分解して塗りやすくしておけばストレス無く塗れますね。こういったチョット面倒な作業も当たり前になってしまえば面倒に感じなくなるものです。

今回の色「ディープカシス」には「オーロラパール」と言う特殊パールが配合されておりまして、たった0.5Lで￥14000ほどします。その他日産では現行エルグランドに採用しているミスティックブラック（G30）には恐ろしいほど高価なパールが配合されているようで、擦ってしまった際には相当覚悟しなくてはならないと言う話を聞いたことがあります。こだわった色にはそれなりのリスクが付くということですね。おお怖い怖い。

全ての部品が塗りあがったら後はひたすら磨くのみ。実はコレが一番大変。ワゴンサイズの濃色車を磨き上げるのはかなり根気の要る作業で、３日間かけて磨きました。 いかがでしょうか？新しく組んだエアロもバッチリ決まっていい感じです。車を買い換えたような感激を覚えますね。

つい最近、新型のステップワゴンが発売されましたが、私はこのモデルの方が好きですけどね～。特にヘッドライト周りが。

T様、この度は１ヶ月間の長い間お待ちいただき、誠にありがとうございました。

納車したときのリアクションは大変うれしかったです。これから冬ですが、エアロ擦らないように気をつけてくださいね！！