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E90を Mスポーツ化へ(前編)
こんばんは。プロ野球も開幕し、新社会人、新入生など期待と不安でいっぱいの季節ですが、前田自動車は毎日全開フルスロットルで稼動しております(オーバーヒート気味ですが・・・)。
連休前ということもあり、数多くのお問い合わせを頂いておりますが、今現在5月中旬まで予約で埋まっている状態でして、皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。
できるだけ早く対応できるよう頑張りますので、宜しくお願いします。
さて、今回はBMW320i(E90)のMスポーツ化を前編・後編に分けてお送りしようと思います。
入庫時にはこのような状態で、Frバンパーに割れ、右Frドア周辺に損傷があり、車両保険を使っての修理となり、これを機会にMスポーツ化しようということになりました。
早速、中古パーツを探してみたところ程度の良いものでも1~2万程度でバンパーは揃えられます。M用バンパー前後で¥25000くらいだったかな?
Mスポーツ化に必要なものを調べると、BMWのサイトでMスポーツパッケージについての詳細が書いてありました。必要部品をピックアップしていくとやはり高額になってしまうようですね。まともにやれば部品代プラス作業工賃(塗装代含む)で60万は超えると思われます。
今回は中古パーツを使ってどこまでやれるかが鍵になってくるので、抑えるところは抑えます。
一番厄介なのがやはりFrバンパーでしょう。実際にMバンパーをあてがってみると干渉するところや足りない所、逆に狭い所があります。
ノーマルバンパーとMバンパーの違いは、中央のグリッドが大きく口を開けているのでその分低くなり、反対に左右の端はノーマルより高くなります。 これは左右のフェンダーライナーを見比べていただけると分りますが、今回用意したMスポーツ用のライナーと比べてノーマルのほうが長いです。
ノーマルのライナーは一体物ですが、M用は分割になっており(今回は中古品を使用したため335iの物を使用しました)下部分の三角形の部品はノーマルと寸法は同じでした。ということは、ノーマルをカットして寸法を詰めればM用と同じになるということですね~。実際やってみないと解らないもんですね。
335iにはオイルクーラーが付いているので、右ライナーには大きく穴が開いており、320iには使えません。なので、右側はノーマルをカットして使いました。
センターのアンダーカバーはやはりM用を用意することをオススメします。
その他用意しなくてはならない物はフォグランプです。ノーマルタイプとは形状が違う(多分E60と同じ?)ので、専用のべセルとサポートが必要になります。サポートにはオイルクーラー有り・無し用があります(面倒ですね~笑)。
あと、フォグランプの変更に伴いバルブの形状も変わり、車体側のコネクターをH11タイプからHB4タイプに変更しなくてはなりません。
リアバンパーに関しては、左右の端が長く(高く)なるので、M用のサイドブラケットが必要です。中古バンパーにはリアディヒューザーが付いていないことが多いので、用意しなくてはなりません。今回は社外品のカーボンタイプを使いました→詳しくは後編で(笑)。
あーそうだ。リアバンパーの牽引フックカバー。これもノーマルとは形が違うのでM用が必要です。なんだかんだで結構な部品数になってきたぞ~。 といった感じで、ドアの板金なども同時に作業していたのですが、不測の事態が起こります。
東日本大震災です。
この影響で注文していた部品の多くが足止めされてしまい、配達されないという事態に。納期が迫ってくる中、いったいどうなってしまうのか!?
→後編につづく
2011年4月22日 前田自工 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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