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マジェスティとニンジャをペイント
久々のバイク記事ですが、今年は結構バイクパーツをペイントしました。
その中から最近塗った2台をご紹介します。
まずはヤマハマジェスティ。ビックスクーターはあまり詳しくない分野なので、流行とかは良くわかりませんが、結構いいマフラーサウンドしている車体をよく見かけますね。 なんでもエアロパーツまであるとか。今回のマジェスティにもエアロパーツが装着されていました。
なるほど。確かにボリュームアップしてカッコイイですね。作りも塗装も結構クォリティ高いですよ。
で、今回はそのエアロパーツの塗装ではなくて、塗装されていない素地部分(メーターパネルからバイクの中心部分)をツルツル仕上げで同色に塗装するというものでした。
最初はバラシなんて簡単でしょ?と軽い気持ちで引き受けたのですが、意外と面倒くさい(笑)。やっとのことでバラシ完了。ビックスクーターというよりはズーマーみたくなっちゃいましたね。
素地をサンディングするのも大変で、予想以上に苦戦しました。サフェーサーも3回塗りましたし・・・。そのサフェーサーを研ぐのもまた大変。 なんだかんだいって塗装するパーツの数も多くなってしまいましたが、良い感じに仕上がりました。
後は磨いて組み付けて完成・・・と簡単に書きましたが、疲れました(笑)。
でもお客様がとても喜んでくださったので、やって良かったです。
N様この度はご利用ありがとうございました。今後とも宜しくお願いしますね!!
お次はニンジャ。現行モデル(恐らく)の250ccです。カワサキのライムグリーン、いつかは塗る日が来ると思っていましたが、今回は運悪くグリーン、ブラック、ホワイトの3色にまたがって傷&割れがありました。
グリーンとブラックは塗りですが、ホワイト部分はデカール。しかもよく見ると3コートパール。ここはデカールを貼りかえるより補修したほうが早いなという事で、全て補修しました。
フロントカウルは外さず修理できたので、そのまま作業にはいりました。
ABS樹脂は割れ補修に気を使いますが、上手く補修できたようでサフェーサーを塗装色に合わせて塗り分けてあります。この辺が気の利くところですね~塗り手の気持ちをよく理解してらっしゃる(笑)。
まずはパールホワイトから塗装。→一度クリヤーコート→パール、グリーン部分をマスキングしてブラック塗装→クリヤーコート→パール、ブラック部分をマスキング→グリーン塗装→パネル全体をクリヤーコート・・・と計3回塗装して3回焼いています。 マスキングを剥がす時は緊張しましたが、上手く行って一安心です。 ライムグリーンも綺麗に発色してますね。良い色です。
K様、この度はありがとうございました。喜んでいただき大変嬉しく思います。 今後とも宜しくお願いします。 という感じで、バイクシーズンも残りわずかですが、雪が積もるまではライディングを堪能してください。シーズンオフになったらバイクを塗装してみてはいかがでしょうか? ご相談に乗りますよ!
2010年10月16日 前田自工 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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