'93年式 コルベット！！修理 - 前田自動車.jp

なんとこのドア、ＦＲＰなんですね～。知らなかった・・・。ただ、場所によっては磁石がくっついたので、オールＦＲＰではないようでした。鋼板にＦＲＰを被せてあるのかな～？とにかく、角の部分はＦＲＰのみで成型していきます。

角が欠けていたといっても、幸い欠けた破片が残っていたので、それを利用してＦＲＰ用の樹脂で接着＆成型していきました。うまく再現できたと思います。

次に、塗装のためにバラせるところはどんどん外していきます・・・と言いたかったのですが、肝心なアウターハンドルを外すのにドア内部の部品をゴッソリ外さなければなりませんでした。

外した経験が無かったのと、破損させてしまってはシャレにならないので、不本意ではありましたがマスキングという手段をとらせて頂きました。もちろんお客様の了承を得ています。

また、ボカシのために左リヤフェンダーのオーバーフェンダーも外したかったのですが、ガッチリ接着剤で固定されていたので、無理に外さずそのまま塗装しました。

運転席側のピラーにも傷がありましたので、サービスで修理しておきました。

いかがでしょう？欠けていた部分も見事に再生され、ピカピカです。

いや～それにしてもカッコイイ！

やっぱコルベットで一番かっこいいアングルはテール周りですよ。この後姿は現行モデルでもそのまま引き継がれ、見てすぐにコルベットと分かりますよね。6000ccのモンスターマシンを触ることができて本当に貴重な体験をさせていただきました。

Ｋ様、この度は遠くからお越しいただき誠にありがとうございました。これからもお力になれるようがんばりますので、札幌に来たときは是非またお立ち寄りください。心よりお待ちしております。

 スタッフ一同