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BMW E34 M5をリフレッシュ
連休前にほとんどの仕事をこなし工場をほぼ空の状態にしておいたので、一度リセットした気分の前田自動車です。
タイヤ交換も皆さん終えた頃でしょうか?まだやっていない方はいつでもいらしてください。特に予約とか無しでも出来ます。(いまさら遅いか・・・。)
今回は憧れのBMW M5(E34)をリフレッシュいたしました。
作業内容としましては、ボンネットは飛び石による無数の傷の補修。中には錆びている箇所も。
ルーフは写真の様なクリヤーの剥がれ。たまに見ますね。こういうの。
左フロントフェンダーはヘコミを板金。左フロントドアはモール下の錆修理。
ルーフの修理にあたって、フロントガラスやサンルーフのモールを外すかどうかお客様と相談しましたが、今回は外さずに修理ということになりました。
早速、修理箇所をサンディングして大方の傷をならしておきます。それでも残っている飛び石の穴にはパテをすり込んでおきます。前回りにはどんな車でも必ず飛び石はあります。スタッフの厳しい目で傷を見つけていく訳ですが、結局こんな感じにパテだらけになてしまうんですね。車に付いた虫の死骸もそもままにしておくと、塗膜がやられてしまう様です。
下地も出来上がったところで、ブースでマスキング。今回もルーフを先に塗っておきました。いい感じに肌が出せました。続いて、ボンネット、左右フロントフェンダー、左フロントドアを塗装。
とても綺麗な色ですが隠蔽性が悪い色なので、下色が必要です。イタズラに塗膜を厚くするのは後々に艶引けの原因となりますし、環境にも経済的にもよくありませんので。
ガッチリ乾燥させ、後は磨くのみ。しかし良い色ですねーやはりMモデルは青が似合う!ボンネットもこんな風に前側に開くんですね~。340psの直列6気筒エンジンにはM Powerの文字が。イイ。実にイイ。発売当初の新車価格は1300万弱だそうで・・・でもそれに見合うだけのすばらしい車です!
歴代のM5の中でも、E39のV8、E60のV10とそれぞれ乗り味が違うと思いますが、やはり直6でなければと言うオーナー様も多いのではないでしょうか。
いずれにしても一部の方しか所持できないような高級車ですから、今回触れただけでも貴重な経験です。
T様、この度は遠方よりありがとうございました。今後とも末永いお付き合い宜しくお願いします。
2009年11月30日 前田自工 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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