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ポルシェ964RSとM3
こんばんは。以前、「ポルシェ祭り」の記事でチラッと紹介しました964RS。長い入院からやっと退院されたので、その模様を。
サーキットで走行中、不運にもクラッシュしてしまい後ろ廻りをグシャっとやってしまいました。元々ご自分で整備される方なので、バンパー類を外して内部の損傷具合を写真で見せてくださいました。
ウチでも修理可能ということで入庫が決定しましたが、当日リヤバンパー無しの状態で自走してきてくださいました。(すみません)
部品の調達に関しては、オーナー様自ら全て用意して頂きました。愛車のことを全て知り尽くしている方ですから間違いありませんね。非常に助かりました。ついでといっては何ですが、ボディーポリッシングやスポイラーの修理など全体的なリフレッシュも兼ねて修理開始です!
メインの修理はやはりバックパネル、テールレンズのハウジング周辺、エンジンフード、右クォータパネルの板金です。社長が空き時間を見つけてはコツコツ修理していました。今年もリフトが大活躍ですね。
たぶん大変だったと思われる(笑)板金も終わり(もちろんクォータガラスも取り外し済み)いよいよ塗装です。 いつも板金の説明と塗装の説明のウェイトが塗装に寄りがちですが、それは・・・僕が塗装担当だからです(笑)。 今回も水性塗料ONYXで塗装しました。
色は左クォータパネルに合わせなくてはなりません。時間をかけて納得いくまで合わせました。
塗装のセッティングは、バックパネル、アッパーサポートも同時に塗らなくてはならなかったのでこのような感じになりました。エンジンフードが水平に保たれているので、塗りやすかったです。
ボディの塗装が終わり、翌日はリヤバンパーとその他の塗装です。フロントリップスポイラーとヘッドライトリムはマットブラックに。非常に良いアクセントになりますね~。
磨き作業と組み付けも慎重に行い、やっと形になりました。これが元の姿だったんですね~きれいに蘇りました。
そういえば、この964の作業と同時に「あるパーツ」の塗装も依頼されてまして・・・
コレなんですが・・・
E92 M3クーペのカーボンフロントスプリッタです。もちろん純正品です。
ドライカーボン製なので驚くほど軽いです。値段も驚くほど高いと思われます(笑)。
樹脂コーティングされているのですが、計時変化で白ホケしてしまうのを防ぐためクリヤーコートしておきます。964をお預かりしている間、オーナー様がこのM3で登場したのですが、ご本人曰くこっちがセカンドカーらしいです(笑)。すばらしい。夢のようですね~。
買える買えないは別として、現代の若者達にも所有することの楽しさを解っていただきたい。アホかと思われるかもしれませんが、「俺もいつかは」と思っているくらいなら買ってしまえ・・・が僕の考えです(笑)ひょっとしたら新しい人生が開けるかもしれませんよっ!
T様。この度は遠方よりご入庫ありがとうございました。あらためてポルシェの良さを発見することが出来た気がします。やはり空冷は良いですね~あのサウンドにはシビれました。 死ぬまでに一度は購入したい車です。またサーキットで楽しんでくださいね!今後とも宜しくお願いします。
2010年7月25日 前田自工 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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