ただいまポルシェ祭り（笑） - 前田自動車.jp

まずは964。左ドアに数個のエクボがあり、そのうちの4つは縦長に凹んでおりました。

板金して修理となるとフロントフェンダーとクォーターパネルにボカシが必要となり、それに伴うモールやバンパー、ガラス類の脱着が考えられ、費用もかなり掛かってしまいます。そこでデントリペアをやってみることになりました。デントはもちろん「デントサービス山崎」さんにお願いしました。

写真が下手なもんで、凹み部分を上手く撮影できませんでしたが、山崎さんの神業的なリペアにより見事エクボは消えました。

オーナー様も半分諦めていたようですが、この仕上がりには大変喜んでいただけました。あとはボディーポリッシングも一緒にということで、全体の小傷やくすみを磨き上げ、10数年前の車とは思えないほど綺麗に復活しました。

綺麗なガンメタは本当にカッコイイですね～ガンメタは最近のお気に入りの色の一つです。 Ｓ様、前回のホイール塗装に続き、ご利用ありがとうございました。

やはりポルシェのようなスポーツカーには独特の威厳というか気持ちが昂ぶるものがありますね。僕もいつか所有できるよう頑張ります！

お次は996ターボ。この車両にＧＴ2ウィングを装着すべく1年越しでウィングとエンジンフードを探し、やっと手に入れたそうです。今回はそのエンジンフードを持ち込みで補修塗装のご用命いただきました。

このエンジンフード、新品で購入すると80万もするとか・・・。そもそもＧＴ2の部品はオーナーのみが購入できるもので、レクサス同様ディーラーに管理されているみたいですね。中古で探すのは至難の業と言えるでしょう。

フードの素材はＦＲＰで多少の割れなどがありましたが、無事下地の完成です。ウィングで色合わせを行い、あとは塗るだけです。今回も水性塗料で塗ることに。裏表を同時に塗る必要があったのでこのようなセッティングで塗りました。非常に塗りやすい方法だったと思います。

翌日、磨きを済ませ一旦オーナー様に納品しました。取り付けはご自分でされるとのことで。次の日、取り付けが完成したとのことで、工場に立ち寄っていただきました。

いやーカッコイイじゃないですか～色もバッチリ合っているし～良かった～。しかし凄いですねー取り付けステーなんかは自作されている物が多く、僕らでも躊躇してしまうような作業をやってしまうなんて・・・。ホント頭が下がります。

Ｓ様、この度はありがとうございました。ＧＴ2の部品補修なんてなかなかできるものではないので、貴重な経験でした。今後とも宜しくお願いします。

最後は、今現在入庫している964ＲＳです。良いですねーこのリヤフェンダーの張り出しかた。これぞポルシェって感じでマフラーサウンドも爆音です（笑）。

残念ながらサーキットで後ろ廻りをクラッシュしてしまい、この状態で入庫となりました。

現在、修理ついでに全体的にリフレッシュ中です。詳しくは後ほどということで。